焙炉(ホイロ)で乾燥。

外出を控えた夏。静かな夏を過ごしました。秋到来ですね。

コロナ禍の夏でしたので家での時間も増え、何か新しい事が出来ないか考えていました。

時間があるのだから、もっとお茶に時間を使ったら?

と…思い立ち40年間倉庫で眠っていた焙炉(ホイロ)を引っ張りだしてきました。

 

焙炉とは、お茶を手揉みする際の台で下からガス等で加熱します。

私は手揉みのお茶を作る技術はないので、これを使って茶葉の乾燥、軽い火入れをします。

 

我が家にある焙炉の中はこの様な状態。この中に電気コンロを入れて熱源にします。

この上に天板を乗せて和紙を貼りそこで乾燥させます。

ジジイが昔使っていたものです。 妻と一緒に磨き掃除しました。

その様子をみたジジイが、案の定しゃしゃり出てきたので(笑)

ジジイと一緒に和紙を新しく貼りました。

糊はこんにゃく糊を使います。 ジジイも懐かしそう。 よく喋ってます(笑)

焙炉の温度や茶葉の温度を何度か試しながら試行錯誤しました。

ただ・・・(笑)

ひじょーーーーーーーに・・・生産性が悪い(笑) これ普段の作業もある中でやるわけだから・・・

一日に3キロほどしか出来ないな。(・3・)  そして雨の日とかは冷ましている間に湿気を吸って

しまう可能性があるので出来ないときたもんだ(笑)

まあ、でも時間をかけて作るだけあって甘味も引き出せるし茶葉の色も見ながら作りことが出来るので

機械より丁寧に仕上げる事が出来ます。 そのぶん味も!!! 自信有り(*´∀`*)

もう少しで商品化予定です。 ご期待下さい!